勉強日記

備忘録

USMLE Step3 勉強記録②

STEP3の勉強記録①を書いてからしばらく経ちました。結局なにも進展がないまま、ぼーっと過ごしていたら受験1ヶ月前。やってしまったなと思いながらも、UWを脳死で解きました。

CCS対策も全然してないので、困ったものです。

 

個人的な意見としては、点数をしっかり稼ぐならMCQの方がコスパがいいような気がします。MCQは1問において正解か不正解しかありません。その範囲を勉強して正解したら、その問題ポイントがそのままゲットできます。

しかし、CCSは採点方法が複雑です。ノー勉⇨5割、軽く勉強⇨7割、きっちり仕上げる⇨8-9割。これくらいの点数分布になるような試験形式だと思います。身体所見、検査、診断、介入、予防 という一連の流れにおいて、テンプレを入れてしまえば7割程度は得点できるだろう、、、という個人的な仮説のもとに残り1ヶ月という勉強期間の時間配分をしました。

STEP3の勉強時間配分として、MCQ9割、CCS1割。

受験15日前:UW新規問題終了。

受験14日前:UWSA1受験。70%、229点、91%tile

受験12日前:UWSA2受験。80%、245点、97%tile

受験11日前:CCS対策開始。手広くやっていられないので、UWと心中することにして、ひたすら暗記をすることにしました。難しい症例がでても0点にはならないので気楽です。

 

CCS対策において重要なことは、①ER患者の基本フロー/外来患者の基本フローを自分で決める②それぞれの疾患で特徴的な診断(LabやImaging)と治療(オペや薬剤)を抑える この2点だけです。あとは、どれくらいの疾患に手を広げるかですが、②は初期研修終わっていれば困ることはなく経験則でいけます。①を考えましょう。

20分症例はゆっくり考えても時間はたっぷりあるので、問題は10分症例です。テキパキいかないと終わってしまいます。自分の感覚的には10分症例はER問題が多いです。問題演習をする場合にはER症例を重点的にやるのがいいと思います。

あとは、オーダーをどれだけ省略できるかです。長い薬剤名を暗記できませんし入力する時間もありません。どの略語が使用可能か、頭文字を何文字いれたら使いたい言葉が出てくるかをサンプル問題で確認しましょう。問題集で何%とか本番の成績には関係ないと個人的に思うので、気にしなくていいです。

 

試験10日前からは、CCSの暗記作業と溜まっていたUWのフラッシュカードの暗記作業に入ります。とにかく暗記しました。あまり記録が残っておらず詳細がわからないので試験日に飛びます。

 

試験会場:グアム(プロメトリックは超快適でした)

フライト:セントレア⇨グアムのUnited Airline(行きのフライトは3時間ちょっと)

ホテル:Westin guam(プラチナ会員だと朝食ブッフェ無料、ラウンジ使い放題で晩御飯も食べられる)

 

フライトはマイル払いで、ホテルはポイント払いにしました。グアムに行く際にはタクシー移動になると思うので、出国前にStrollという配車アプリをインストールしてクレカを登録しておくことをおすすめします。現地でのネットはAiraloというEsimを契約しましたがとても快適でした。

 

1日目

試験は午前7時にスタート。38-39問のブロックが6個。

文章が長く、基礎:臨床=4:6くらいのバランスの問題。時間はギリギリだと思います。第3ブロックで時間なくて、3連問の文献読み取り問題をテキトーに選択しました。それ以外は2-3分余りくらい。ギリギリでした。休み時間も使い切って、時間通りに終了。

2日目

試験は午前7時30分にスタート。30問のブロックが6個。

文章は無茶苦茶短いので時間はワイドに余りますが、臨床系の暗記問題が多く全く見当もつかない問題もちらほら。各ブロック10分くらい余りました。

CCSは予想通り10日間程度の対策でほぼ完璧な仕上がり。10分問題は3分程度、20分問題は10分程度時間的余裕を持って、”I'm feeling better. Thank you for the treatement.”というPositiveなFeedbackをもらって終了。捻った問題は出なかったです。全体として1時間30分早く試験終了。

 

2週間後に結果が出まして、252点。周りが全然勉強しないことを考えると想像より低かったですがこんなもんでしょう。これでSTEPの勉強も終了しました。偏差値とPercentileは実際はどんなもんなんだろうとChatgptに計算させると以下のようになりました。

  • STEP1、偏差値64、92%tile
  • STEP2CK、偏差値約64.67、93%tile
  • STEP3、偏差値約66.67、95%tile

やっぱりSTEP3は周りが勉強していないだけ高く出る試験だということがわかります。偏差値にすると医学生時代の成績と比較できて分かりやすいですが、英語だと成績が下がるのが分かります。英語でも賢くなれるように今後も頑張ります。