勉強日記

備忘録

研修生活あと半年

初期研修医としてこの病院で働くのも残り半年となりました。入職当初は、環境の変化に慣れるのが難しく右往左往していたのが懐かしいです。

 

7月〜8月は3年目の病院を決めるために色んなところに顔を出していました。学生時代の自分は、『外に出て周囲と見劣りしない実力をつけてから交友関係を築いていこう』と思い勉強ばかりしていました。しかし、今回実感したのはコネクションが全てという現実。一緒に働いてもいいと思える人格・推薦してもいいと思うに足りる交流期間。コネクションの確立も社会人として生き抜いていくのに必要なんですね。非常に勉強になりました。

 

現在のところ臨床留学を目指している自分ですが、概ね予定どおりの進路を辿っています。しかし、今までの選択がBestでないと気付かされる機会が多くありました。そこそこの給料・休みの取りやすさ・指導医やコメディカルの雰囲気等で選び、入職後も印象は変わっていません。留学を一つのゴールに設定した場合には、それらを捨てたとしても選択すべき病院はあったのかなと思います。

もしも自分が学生に戻れたら、知り合いの留学している先生や留学しそうな先生のアドバイスをもっと聞き出して、進路選択をしたでしょう。学生で何か特定の目標がある方は、その道の先生にアドバイスを貰うのがBetterな選択をする近道だと思います。ただ、自分自身の選択を『失敗だった』と潔く認めることができる人は少ないと思います。色んな人の意見を聞くのはいいですが、誰の意見を聞くのかは慎重に決めた方がいいです。

 

今後のプランですが、2024のマッチングを目標に計画を立てていきます。

2023年3月 ここまでにOET合格

2023年6月 ここまでにUSMLE Step3 95%tile以上で合格。

       この時期からERAS2024シーズン開始

2023年8月 推薦状3〜4通確保

2023年9月 MyERASの応募開始

2024年3月 Match

2024年4月〜6月 バイトで貯金。渡米準備。

 

追加でやることとしては、定期的なTOEFL受験・彼女の今後のプランの検討・来年度の勤務に差し支えない程度の臨床英語の強化(早めにOETを終わらせてStep2CSの勉強がしたい。)・ダイエット くらいでしょうか。ぼちぼちやっていきます。

 

 

 

UW2模試,free120 ,本番の結果

2020年12月20、23日(残り一週間)

 

直前期は残っていた模試を解いて、その復習と今までの総まとめに入ります。頭の中を整理して、知識を収束させる期間です。

 

実臨床では、色んな疾患を知っていれば知っているほど鑑別ができていいのですが、試験においては『中途半端に知ってる』ことが弱点になります。他の受験生が見向きもしない様な疾患を少しだけ知っているばかりに、正答率の高い問題で失点してしまう。それを避けるためには、①稀な疾患で知識が曖昧な病気を、完璧に説明できるまで調べる、②common diseaseとrare diseaseで迷ったら、前者を選ぶルールを作り絶対にそれを守る&稀な疾患は他の選択肢が完全に切れた場合にだけ選ぶ事にして、直前期には存在を忘れておく、の二択だと思います。自分は時間も無かったので、②の戦略でいくことにしました。人生何事も『諦め』が大切だと思っています。直前期も肩の力を抜いて、自分のできる範囲の詰め込みをすればいいと思います。どうせ難しい問題はCBTと一緒で採点されませんから。

 

 

以下模試の成績。

UWSA2;40問✖️4ブロックの計160問。

1ブロック;4分余り、31/40(77%,平均63%)

2ブロック;5分余り、36/40(90%,平均66%)

3ブロック;余りなし、33/40(82%,平均69%)

4ブロック;10分余り、33/40(82%,平均67%)

計133/160(83%) 換算得点264(90%tile)

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次はfree120。UWSA2の三日後に受験。

40問✖️3の計120問。本番に1番近いとの噂。

1ブロック;8分余り、36/40(90%)

2ブロック;余りなし、30/40(75%)

3ブロック;余りなし、34/40(85%)

計100/120(83.3%)

Reddittwitter上の他の先生方と比べると、free120が圧倒的に低いです。撃沈。冒頭で直前期は肩の力を抜いて〜とか書きましたが、不安で仕方なかったです。

 

2023年追記

CKの勉強記録は書いていましたが、結果を書いていませんでした。

2年以上前の話なのであまり記憶にありませんが、全然できませんでした。なので、今後受験する方も受験後は過剰に落ち込まないようにしてください。案外いい点数出てると思います。

特に特記事項ないので、スコアだけ置いておきます。参考にしてください。

USMLE STEP2 CK score

NBME form7

2020年12月18日(試験まで10日)

 

前回のUWSA1模試から12日。

産婦人科と精神科の弱点が露呈したため、ambossの星1〜3に絞って産婦人科と精神科を全問解きました。

 

 

正直言うとambossは全然好きじゃない。聞いてくることがどこかずれているし、変な引っ掛けが多い。特に星4〜5は酷い。

UWSA模試の復習と正答率を見た感じから、ambossの星4〜5は要らないという結論に至りました。そもそも難しい問題には、論理的思考を重ねることが難しいものと見たことも聞いた事もない知識を尋ねてくるものの二種類があると思っています。前者は簡単な知識を使うだけなので、試験本番で冷静に問題に向かえば解けますが、後者は終わりがありません。更に他の受験者が得点するであろう、正答率が高い問題を解くための知識暗記の為の時間が削られ、結果的に点数が落ちる危険性まであります。

 

 

CKの目標は『最低250、なるべく260、最高270』。percentileで言うと、63percentile, 84percentile, 97percentile。最低ラインを突破しようとすると、全く難しい問題は取れなくても良いのではないかと思いました。試験まで10日しかないので、星4〜5の難しい問題は見なかったことにして、皆が絶対に正解してくる難易度の問題だけは全範囲で完璧にしようと決心しました。なので前回の模試の弱点分野の星1〜3に絞ってambossで問題演習をしました。

 

そんな中で受験したNBME form7。コロナ関連で昔無料でゲットしてたやつです。46問✖️4ブロックの計184問。

1ブロック(11分余り);42/46(91.3%)

2ブロック(10分余り);40/46(86.9%)

3ブロック(5分余り);40/46(86.9%)

4ブロック(4分余り);41/46(89.1%)

計163/184(88.6%)

前回の模試と違って、試験まで時間的余裕がなかったので誤答がどの分野なのかメモをとっていないので分かりません。そもそも問題ごとの正答率書いてないですし、検討は必要ないかなと思いました。スコアレポートは以下。

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スコアは255。最低ラインはクリアしているからいいですが、もう少し欲しいところ。産婦人科と精神科がsameの評価になっているのは嬉しかったです。

またぼちぼち書いていきます。分かりやすい勉強法とか書けませんが、正答率とスコアの関係とか知るためなら見てもいいかなとは思います。

 

Uworld模試1 for 2CK

2020年12月6日(日)

 

CKは難しい。基礎研究をやっていた事もあり、基礎医学は結構好きでstep1で聞かれるような問題は得意だったと思います。

Step1は理解中心の勉強で乗り切れましたが、CKは全く歯が立ちません。とにかく大量に知識を詰め込んでいます。

範囲も膨大なので、『やり切った』『覚えきった』のような感覚は全くなく、勉強しても自信がつきません。なんならstep1の時の方が賢かったのではないか、今までの勉強は間違っていたのではないか・・・と軽く鬱になりながら毎日を過ごしていました。最近ようやく吹っ切れて、苦手だから完璧は目指さずに試験日まで自分なりに頑張ってみよう、と考えられるようになりました。まぁ、半ば諦めてるようなもんですが、肩の荷が降りた感じで勉強には集中できています。そんな中で受験したUworld1模試です。

 

 

UW模試は1ブロック40問/1時間✖️4ブロックのテストです。難易度は多分UWのQバンクと同じくらいだと思います。結果を書いていきます。

 

 

1ブロック目;6分余る。90%(平均60%)

2ブロック目;10分余る。85%(平均66%)

3ブロック目;10分余る。95%(平均72%)

4ブロック目;6分余る。77%(平均62%)

全体139/160(86.8%)

最終ブロックで崩れていますが、集中力が落ちたとか関係なく苦手な問題が多かったです。

テストを受けた感覚として、step1より緊張感がありませんでした。どうしてでしょう。流石に英語が頭に入ってこない時は焦りますが、『たかがテスト』と思って問題解いてます。

 

間違えた問題は、科目別に見ていくと、産婦人科(5)、精神科(4)、呼吸器(4)、神経(2)、整形(2)、アレルギー(1)、腎臓(1)、感染症(1)、内分泌(1)でした。

 

間違え問題を正答率別に見ていくと、80%以上(2)、70〜80%(3)、60〜70%(4)、50〜60%(5)、40〜50%(3)、40%以下(3)でした。

 

 

産婦人科、精神科、呼吸器は苦手なので本を読んで、正答率50%以上の問題の復習をしっかりしようかなという勉強計画です。あんまり難しい問題を研究するより、みんながわかる問題でポカしないように気をつけます。

 

最後にスコアレポート貼っておきます。

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一応step1よりは高い点数が取れているようなので、このまま頑張っていきます。あと20日くらい頑張ります。

2020 春メック模試

さて今日は春メック模試の成績について書きます。

前回の模試は、5年生のテコムチャレンジ模試。全国の受験生も少なく、何のために受験したのかわからない謎の模試でした。前回は大学に強制的に受けさせられたのですが、春メックは自ら申込みました‼︎ では国試関連の事、模試の事など書いていきます。

 

・前回の模試から春メック模試までの勉強

12月のテコムチャレンジ模試で、偏差値60以上・正答率9割以上だったので、そこから2月中旬までは日本語の勉強はお休みにしました。USMLE  step CKと英語とポリクリ関連の勉強を頑張ってやってました。ポリクリって疲れますよね~。

ツイッターでは書いたのですが、2月中旬に114回国家試験を全部解きました。また別にブログ記事を書きますが、合格できそうな成績でホッとした記憶があります。その後、国家試験に対する気が緩んで4月後半まで一問も日本語で問題を解いていません。4月後半に急に不安になり、medu4の無料過去問を80問解きました。以上、『4ヶ月で114回+80問』というのが、日本語の勉強記録になります。

 

・模試に対するスタンス

国家試験は合格を目標にしています。高得点は全く狙っていません。

なので、模試の目標は①偏差値50以上②禁忌肢を踏まない  の2点のみを重視しています。

日本語での勉強は偏差値50を下回れば開始する事にして、模試では禁忌肢を含む問題を注意深く復習する事に決めています。

映像授業やQBは購入していないので、もしも日本語の勉強をする事になったらmedu4の無料過去問を利用する予定です。

 

 

以下結果。自大学の成績欄は消してあります。

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苦手分野としては、内分泌と呼吸器ですかね。内分泌は苦手意識ないけど、呼吸器は日本の国試の為に対策必要かなと思っていたので順当ですかね。しっかり復習します。

 

 

・模試の感想と今後の予定

模試は自宅で受けました。Aブロック1時間40分、Bブロック30分、Cブロック1時間の計3時間10分で解きました。

正直な感想は、『問題文が短くて、日本語はやはり読みやすい』、『暗記してなくて、考えて答え出してるけど、これ全部覚えたほうがいいのかな』でした。皆さんは文章が短いあの問題たちをどうやって解いていますか? 丸暗記?それとも考えている? 気になる。

今回ショックだったのは、復習用のPDFがついていなかった事です。どうやら夏メック以降しかついてこないみたいですね。残念。

今回は偏差値60以上で禁忌ゼロだったので、しばらく日本語の勉強は模試の復習以外しないです。

勉強しなかったら成績は落ちると思いますが、偏差値50以上はキープできるようにCKの勉強を頑張りたいと思います。

USMLE step1 結果

試験の後は、自分の点数が不安すぎて何も手に付きませんでした。点数が低かったらこれ以上は勉強しない‼、とも思っていました。精神的に不安定な3週間を経て、水曜日の夜に結果メールが届きました。

 

早速サイトに行って、pdfをダウンロード。スコアを見るのが怖かったので、取り敢えずそっぽを向いたまま画面を下までスクロール。

 

 

 

 


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昔のスコアレポートと違い、自分の中での得意、苦手を表すように変化したようです。分かりにくいですよね。点数の解釈が分からないので、usmleのホームページに行くと、"点数の解釈"みたいなpdfがあったので、それを載せておきます。


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上位6%くらいですかねぇ。トップクラスに行くには265必要みたい。

 

こんな感じで一個目のテストが終わりました。今はCKと英語の勉強してます。ずっと振り返っていても進歩は無いので、これからは今の勉強についてつらつらと書いていきます。

USMLE step1 前日と当日

2019/3/31〜4/1

受験の為に前日に大阪入りをしました。彼女が一緒について来てくれたので、気分は小旅行。思い返してみると、彼女と軽い喧嘩をしたりと記憶に残るものでした。

 

ホテルにチェックイン→プロメトリックに向かう→向かう駅を間違えて、向かいなおす→プロメトリック着→スケジューリングパーミットをコピーしていない事を受付の人に指摘される→慌てる→超慌てる→彼女とセブンイレブンに行き、メールに添付されていたファイルをコビーする事に成功。

スケジューリングパーミットは忘れないようにしましょう。

 

試験当日は、大体以下の通り。

①40分くらいで終了。(休み+20分。合計80分)

ー休憩10分(休み70分)

②50分くらいかかる。(休み+10分。合計90分)

ー休憩10分(休み80分) 本を見返して、迷った挙げ句変更した選択肢で間違えた事に気づく。自分を信じ抜くことを決意。

③50分くらい。(休み+10分。合計100分)

ー休憩30分(休み70分)スナック食べる。

④40分くらい。(休み+20分。合計90分)

ー休憩30分。(休み60分)スナック食べる。

⑤50分くらい。(休み+10分。合計70分)

ー休憩10分。(休み60分)

⑥40分くらい。(休み+20分。合計90分)

ー休憩30分。(休み60分)6ブロック目が難しくなくて不安になる。良い得点だった先輩方は6ブロックが難しかったらしい。全然難しくなかった。

⑦50分。

問題は早く終われば、沢山休憩できます。自分は途中で稼いだ休憩時間だけで終わったので、彼女に伝えていた終了時間よりもだいぶ早く終わりました。まぁ休憩してるのもソワソワするんで、そんなに悠長に休みませんでしたが。

 

試験後の感想…たしかに問題の難易度は高い。しかし、解けている自信はある。逆に難しいセクションが無かったことが不安。

→時間が経つごとに精神的に不安定になります。間違えた問題を見つけたり、人の合格体験記を読み漁ったりしました。